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いいタオルをつくりたい―。

澄んだ空気、降り注ぐ陽光の眩しさ そして色濃い草木の緑にこころ躍る、今治のまち。

視線の先に広がるしまなみ海道には
瀬戸内海の水面が美しく輝きます。

温暖な気候と良質の水
そんな今治の豊かな自然と伝統に育まれて
美しいタオルが生まれます。

1960年、愛媛県今治市で
村上パイルは村上織布として創業しました。

そこから半世紀以上の歳月を重ね
美しい四季の力を借りながらタオルづくりに取り組んでいます。

村上パイルについて

村上パイル3つの特長POINTS

POINT01

デザインについてあなたに寄り添うデザインで「暮らし」の中で輝くタオルに

タオルは生活の中で輝くもの。お気に入りのインテリアに合い、自分だけのかけがえのない存在であって欲しい。織物であるタオルには、いくつかの制約があります。
そのなかで機能や心地よさを最大限に引き出し、細部にまでこだわったデザインで、目にも心地よいタオルを追求し続けます。日々の暮らしに彩を添えることを願いながら。

POINT02

品質へのこだわりひとつひとつを大切に糸からこだわる良質なタオルづくり

朝起きて顔を洗う。タオルが心地よかったら1日が気持ちいい。
人生はそんなシンプルなものです。だからこそ愛着のもてるものを選んでほしい。
今治は国内最大の産地として歴史を刻んできました。職人たちは素材を選び、織り、染め、後処理にいたるまで丹精込めて仕上げます。そして、厳しい品質基準に合格したものが安心して快適にお使いいただけるタオルの証「今治タオルブランド」として認定されます。

POINT03

より喜んでもらえるものいいタオルをつくりたい、より喜んでもらえるものを

村上パイルがお届けしたいのは、人の暮らしに寄り添い、触れるたび、目に留まるたび、
「気持ちいい」と思えるタオルです。手を拭くとき、お風呂上りに髪を拭くとき。そんななにげない毎日を、少しだけ贅沢な時間にしてくれる。干しているときや、無造作においた姿まで愛おしい。そんなささやかな心地よい瞬間が積み重なることで、暮らしはもっと豊かになるはずと信じています。

What is imabari towel
今治タオルのこと

優れた吸水性と安全性が、今治タオルの証。
今治タオルは四国愛媛県北部の地で、百ニ十年の歴史を刻みつづけています。
国内最大規模のタオル産地として、伝統的な製造技術と最新技術を巧みに融合させながら、使い心地を重視したタオルをはじめ、
ファッション・インテリア界にも豊富なタオル(パイル)アイテムを提供しています。
今治タオルのブランドマーク・ロゴは、日本最大級のタオル産地「今治」で、独自の品質基準に合格したタオルのみに付与されます。

フェルガナソフト綿花畑(中央アジア・フェルガナ盆地)

フェルガナタオルに使われる手摘みで良質な綿。
やわらかさと吸水性のあるフェルガナソフトは、繊維質の柔らかい光沢のある長綿を、紡績して作ります。収穫も繊維を傷つけない手摘みによって行われます。良質な長綿を使用することで甘く撚る事ができるので、一般的に使用している綿糸より非常にソフトな仕上がりになります。

1パイルが生まれるリズム

絶えまなく工場に響く機械の音は、タオルの鼓動。
1パイルが生まれる瞬間のリズムに耳を傾け、やさしく紡ぐ。

時代が変わっても、自然と対話し
タオルの声を聴くことが私たちの原点です。

私たちから旅立っていくタオルが
いつの時代も人の暮らしに寄り添い
歩み続けることを願い
日本中、世界中へ
ゆっくりと夢を広げていきます。

タオルができるまでPROCESS

  • 01. 糸の加工

    紡績会社から届いたチーズと呼ばれる糸。
    作りたいタオルの質感や用途から、捻りの方向や向きを決められた糸から、タオル作りは始まります。

    そのチーズ巻きの糸をまず、一度まき直し、叩き付けることによって巻きの角をとり、角の方まで染まりやすくします。
    このひと手間で、全体がきれいにムラなく染まるのです。

  • 02. 前処理・糸の漂白

    糸は次に余分な油分や蝋、ペクチンなどの不純物を取り除くため、漂白されます。
    不純物が残っていると、その部分だけ上手く染まらず、吸水性も悪くなってしまいます。美しい色と吸水性のタオルを作り上げるためには不可欠な工程です。
    村上パイル株式会社ではこの漂白の作業をオゾン漂白によって行い、環境にも配慮したタオル作りを行なっています。

  • 03. 染色

    漂白された糸は綿本来の自然な白さを取り戻します。
    白いタオルはこのまま織られ、色付きは漂白して素直に染まるようになった綿に染色を施します。
    染色のタイミングにより糸の段階で染める先染めとタオルに織り上げてから染める後染めがありますが、先染めの場合はこの段階で糸を染め上げます。
    糸を染色機にセットし、圧力をかけて染色液を流し込み、染色します。

  • 04. 織機でタオルを織る

    糸の準備が終わったらタオルを織ります。デザインや種類によって織り機を使い分けています。何台もの織り機を置いていますので、部屋中ガシャンガシャンというタオルを織る音が響き渡っています。パイルの状態を均一に保つため、部屋は常に室温30度湿度65%程度の状態にしています。

  • 05. プリント

    細かい柄などを染め上げるためには、織り上げた後にもうひと手間、プリントの工程が必要です。
    捺染は、プリントの技術のひとつ。のりに染料を混ぜたもので細かい柄を描き出し、熱を加えることで色素だけをタオルに定着させる技術です。

    まず柄をスクリーンに写しとり、原画そのままではなく、3次元であるタオルのパイルの凹凸やにじみなども考えてタオルに適した模様に作り替えます。この柄をもとに、感光でスクリーンに穴をあけ、版を作成します。
    版の次には、原画の色をもとに色を作ります。
    長年蓄積してきた色の配合から、近い色を探し出して原画の色を再現します。

    地の色や素材にも影響を受けるので、何か違うと判断した場合は、染料や刷毛を微妙に調節し、職人の勘で原画により近い色柄に調節します。
    さらに細かいプリントを行う場合は、インクジェットでのフルカラープリントを利用し、写真のような美しいタオルをつくることも可能です。

  • 06. 洗い

    染色、プリントが完了したタオルはもう一度洗いにかけられます。
    この工程で糊抜きをすることで、やわらかさと吸水性というタオル本来の役割である使い心地の良さが引き出されます。
    こうしたひと手間が村上パイルをはじめ、ブランド化された今治タオルの品質を支えているのです。

  • 07. 検版・仕上げ

    裁断され、縫製工場に持ち込まれて一枚一枚ヘムと耳を縫い合わされて皆様のもとへ届けられるタオルの形になります。

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